ミリシタ4周年 天空橋朋花9位のエンドロールについて

あっちぇれらんどです。

 

ミリシタのアニバーサリーイベントでは各アイドルランキングTOP10のコメントが掲載されます。プロデューサーにはお馴染みですね。

 

そのコメントの内容は周年記念らしく担当アイドルへの想いを綴るものが多いです。(ポエムとも言う)

しかし、中には『愛』が行き過ぎるあまり賛否を招いてしまうコメントも存在します。

それが、今回のテーマ「天空橋朋花9位(以下「えんどるP」)のコメント」です。

 

こちらをご覧ください。

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@en_dolPより

「オラッ!この順位取るのに一体いくらかかったと思ってやがる!どっちが本物の『子豚』なのかお前に解らせてやるぞッ!朋花ッ!」

 

...さて、この文章を読んで如何思われたでしょうか。

僭越ながら不肖、この私めが皆様に啓蒙して差し上げましょう。

 

 

 

 

 

まずは天空橋朋花(以下「朋花」)について。

 

柔らかな口調とそれに反する高圧的な内容、そんな喋り方が特徴の15歳のアイドル。

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15歳らしいかわいらしい一面も持つ朋花。趣味は「ファンに喜んでもらうこと」。

生まれながらにして圧倒的なカリスマ性を持ち、それが原因で人々の争いの原因となってきた。本人はその運命を受け入れており、しかしそれでも尚争いの種となっていることに日々心を痛めていた。

そんな折、学校の友人の勧めでアイドルのオーディションを受け、見事合格。

自らを「聖母」として崇める信奉者のことを「子豚ちゃん」と称し、全員に均等に愛を与えるべく活動していくこととなる。

以上が朋花の簡単な紹介です。細かいことに突っ込んではいけない。

 

 

 

まず一つ、大事な概念があります。それはえんどるPのコメント中にも出てきた「子豚」とはどういったものなのか、ということです。

 

答えは簡単。「朋花のファン」。ただそれだけのこと。

世間一般の「豚」というイメージからして「朋花はファンに対していいイメージを持っていない」と誤解してしまうのは新人プロデューサーなら通る道でしょう。

 

しかし、ミリシタを通して朋花と触れ合うにつれてその考えは是正されていきます。

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この二枚のフレーバーテキストに注目してください。

「子豚ちゃんたちが望むのであれば」、「子豚ちゃんたちの幸せは私が保証します」。

これを見て尚「朋花はファンが嫌い」と曰う頓珍漢がいるでしょうか。

極めつけに、朋花の趣味は「ファンに喜んでもらうこと」。

ここまでくれば分かるでしょう。

 

朋花にとって「子豚」とは「愛すべき、また庇護すべきな大切なファンの人たち」に他ならないのです。世間一般における「豚」のイメージとはむしろ対極にあるでしょう。(もっとも、朋花が「子豚」と呼ぶ理由は「子羊」よりもかわいいからだと言っている。なんで豚...?とは思わなくもない。)

 

 

 

さて、ここで本題に立ち返ります。

 

「オラッ!この順位取るのに一体いくらかかったと思ってやがる!どっちが本物の『子豚』なのかお前に解らせてやるぞッ!朋花ッ!」

このえんどるPのコメントを一つ一つ解釈して...いく前に「この解釈は筆者独自の解釈であり、本人とのすり合わせ等は一切行っていないこと」にご注意ください。

 

 

「この順位取るのに一体いくらかかったと思ってやがる!」

まずはこの一文から。といっても見たままですね。

えんどるPの獲得ポイントは5,000,002pts。手持ちの石の数にもよりますが総額10万円前後の課金とみておかしくないでしょう。

 

「俺は朋花に10万円近くと2週間を費やしたぞ!」この一文の解釈はこうです。

重要なのは次の文です。

 

 

 

「どっちが本物の『子豚』なのかお前に解らせてやるぞッ!朋花ッ!」

もう一度、思い出しましょう。

朋花にとって「子豚」は「愛すべき存在である」。さらに(詳しく説明できないのが悔やまれますが)子豚ちゃんのために一心不乱に活動しています。時には自身を顧みないほどに。

 

...思い出しましたね?ではここで一つ問題です。

天空橋朋花担当プロデューサーにとって「愛すべき存在」とは誰のことでしょうか。

 

 

 

...簡単ですね。答えは「天空橋朋花」です。

「本物の子豚」というフレーズには「聖母として活動しつづける朋花自身もまた誰かに愛され、守られる存在である」という意味が込められているのです。

しかし本人はそのことに気付いていない。いや、もしかしたら気づいていない振りをしているのかもしれません。

「オラッ!」などと終始語気が強いのも「朋花に嫌でもそのことに気付かせるため」であるといえましょう。多少強引にいかないと「子豚ちゃんたちのために」「私は大丈夫ですから」と躱されてしまうかもしれませんから。

 

 

...さて、以上のことを踏まえてえんどるPの真意を解釈すると以下のようになります。

「俺は朋花に10万近くと2週間の時間をかけた!それほどまでに大事に思っているんだ!だからそのことを「自覚」してたまには自分を労わったり年相応に甘えたりしてこい!いいな!」

 

...担当に深い理解と愛を持ったいいプロデューサーじゃないですか、ねえ?

 

 

では最後に賛否の「否」を一部紹介しましょうか。こちらです。

 

「9位の人無理」「9位の人きっつい」

......?

「何が?」とツッコミたくなった人が正解です。

物事を批判する際には「何」が「どう」ダメなのかを指摘するのが普通です。そうでなければただの誹謗中傷ですから。

 

これは勝手な想像ですが彼らは「朋花が子豚扱いされていることに憤慨している」のだと思います。

しかし、朋花と「子豚」の関係性は上で述べた通り。怒りを覚える点などないはずです。(中には「そういう意味の子豚でも朋花が子豚扱いされるのは解釈違いだ」とする人もいるかもしれませんがそういう時は往々にして「解釈違い」という言葉が出てくるのでその線は除外してもいいでしょう。)

もしかしたら朋花のことをよく知らない新参さんだったのかもしれません。そうだったら周年スペシャルトレーニングの項目にもある「メモリアルコミュ」を見るのをオススメします。きっと「解る」と思います。

 

 

えんどるPのコメントはキャラの特性を理解し、その上で愛を綴ったとてもよいコメントであると、私はそう思いました。来年も期待ですね!...ね?えんどるPさん。

 

【天空騎士団七の誓い】

 

一つ、心に信仰を忘れないこと
二つ、労働を惜しまないこと
三つ、精神を鍛えること
四つ、隣人を労ること
五つ、常に相応しくあること
六つ、聖地を敬うこと
七つ、祝福を受け入れること

 

※最後にもう一度いいますがこれは独自解釈です。